事業の出口というとどんなことが思い浮かびますか?
「まだまだ先の話」という声が聞こえてきそうです。
でも、事業の出口は高齢の経営者だけの話ではないんです。
事業を始めたらすべての事業は5つのどれかの出口を迎えることになります。
40代50代の経営者で引退なんてまだ考えていないという方にも、
一度立ち止まって自分の事業の出口について考えてみてほしいと思います。
出口を意識することで現在の事業の方向性や、
将来への展開をさらに意識的に考えることが
できるのではないでしょうか?
5つの出口とは?
事業を始めると、それが法人、個人事業に関わらず最終的に次のどれかの出口を迎えると言われています。
この5つの出口です。
まず、倒産をあえて選ぶ人はいないと思います。
上場はどうでしょうか?
せっかく起業したからには上場を目指す人もいるでしょう。
精算は事業を継続しないと決めて行う廃業の手続きです。
精算には時間とお金もかかります。
でも、自分で終わることを決めて納得してきれいに終わらせることができるのは
幸せなことでもあるのかなと思います。
親族内承継
経営者のお子さんや、親族が会社を引き継ぐというパターンです。
私も、このパターンで父の会計事務所を引き継ぎました。
経営者の立場では、事業を引き継ぐ人がいるという安心感があります。
ただ、歴史がある会社で事業成績が良い場合
株価が上がっていることに対する対策が必要になってきます。
第三者承継(M&A)
経営者の親族でない第三者に事業を売却することにより、事業を継続させます。
親族内に承継する人がいない場合、とても有効で現実的な出口であると思います。
社内の社員さんが引き継ぐ場合も第三者承継となります。
事業を承継することのメリット
会社の終わり方を考えはじめたら、社員さんの生活や経営者ご自身の
引退後の生活について気になるところではないでしょうか。
事業が廃業せずに継続していくことには、色々なメリットがあります!
事業の出口について悩んだとき
事業を承継するという選択肢があることを知って欲しいです。
そのことが、経営者様の将来を大きく変えることがあるからです。
小規模事業者でも第三者への承継はできるんです!
事業を承継するメリットを考えると、
廃業する前にいちど、第三者承継を考えてみてほしいと思います。
M&Aという言葉は聞くようになってきtけれど
どんなことをするのかよくわからない。
自分の会社にどんな価値がつくかわからない。
など
まだまだ、わからないことだらけのM&A=第三者への事業承継について
今後このブログわかりやすく説明していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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