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年末調整は節税の第一歩です。

日々のブログ

会社から渡された年末調整用紙、なんとなく書いて提出していませんか?年末調整は給与所得者の確定申告!年末調整の計算を意識したら、自分の所得税について理解できますよ!

年末調整とは給与所得者の確定申告

冬が近づくと、年末調整の季節だな。。と思います。
(この感覚があるのは、経理担当者か税理士か。。でしょうか。^^;)

さて、年末調整は何のためにするのかは、みなさんご存知でしょうか?


年末調整は、給与所得者それぞれの個人に課税される所得税を計算して
給与から源泉徴収された所得税の1年間の合計額と精算をすることです。

給与所得のみの方が確定申告をしないで済むのは、
会社が年末調整をしているからですね。

カワバタ
カワバタ

年末調整の書類を会社に提出するというのは
自分の確定申告をするのに必要な資料を提出している。
ということです。
節税を考えるなら、もれなくしっかりと記載しましょう!

給与所得の方は

毎年会社から配られた三枚の用紙
「給与所得者の扶養控除等申告書」
「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」
「給与所得者の保険料控除申告書」


と、住宅ローン控除がある方は
「給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書」

今年転職して、前職がある方は
前の会社から発行された「源泉徴収票」

を会社に提出します。(今はアプリでデータを収集する会社もありますね)

これらの用紙を元に会社が年末調整をして所得税を確定し、
1年間の所得税の精算をします。

源泉徴収票にはいろんな情報が詰まっています!

会社に提出する年末調整の用紙には、扶養や配偶者、保険料控除などの税金を計算する上で、所得から控除できる(税金を減らすことができる)所得控除の情報を記載します。


そして、これらの情報を反映して作成されるのが、源泉徴収票です。

年末に会社から発行される源泉徴収票には、自分の給料所得のほか、年末調整で提出した所得控除の金額が反映されていますので、間違いがないか、しっかり確認ましょう。

 

特に重要な項目はこちらの項目たちはこちら。
自分が申告した金額が入っているか確認してみましょう!

③給与賞与の総額
⑤所得控除の合計額
⑥所得税の金額
⑧配偶者控除の金額
⑨控除を受ける扶養の人数
⑬支払った社会保険料の額
⑭生命保険 地震保険の所得控除額
⑮住宅ローンの特別控除額

カワバタ
カワバタ

源泉徴収票をもらってから内容の間違いに気づいたときは、
期限内に確定申告をすれば、正しい申告をすることが可能です。

参考までに
詳しく年末調整の計算について知りたい方へ。
国税庁から年末調整の計算シートがリリースされていいます。
こちらでは、自分で数字を入力して年末調整を計算してみることが可能です。

カワバタ
カワバタ

給与所得のみの場合、確定申告をしないので、なかなか自分の所得税について考えるきっかけがないのではないでしょうか。自分がいくら税金を払いいているのか、また、その金額はどのように計算された結果なのか。考えるきっかけになれば嬉しいです。

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