大阪でスモールビジネスを応援する女性税理士 川端ひろみ

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家族信託がじぶんごとに

家族信託 お役立ち税務コラム

家族信託がじぶんごとに

今日は家族信託を勉強しました。


前から本を読んだりはしていたのですが、
最近 関心の度合いがぐっと強くなりました。


税理士である友人が開催する家族信託のセミナーの
お手伝いをしたので、そのことも一つのきっかけではあるのですが、
今年の7月に父を亡くしたことが一番大きいのかなと思います。

母が一人暮らしとなったので、
「もし親が急に病気になったり、認知症になった場合」という
もしもの話が自分事として考えられるようになったからですね。
私自身にとってもとても身近なテーマになりました。


信託と聞くと「お金持ちの話では?」
「うちには関係のない話」「今はまだかんがえられない」(これまでの私かな(^^;)
という感想が聞こえてきそうですが、
勉強してみると、特別な人だけに必要なものではなく
いろんな困りごとに応じて対策するためのツールであると感じました。

例えば
高齢の方だったら、
「子供に負担をかけたくない」「認知症になったら。。」などは
共通する心配事ではないでしょうか?



ご本人だけでなく、
私のように親の今後の生活を考えて心配になるという場合もあると思います。

「もしも、母に介護のケアが必要になった場合の金銭の負担はどうしたらいいの?」
「きょうだいの生活について母が考えていることを実行するためには、何が必要?」
(わたしには姉がいるのですが入院したりと体が強くないので母なりに姉の生活面のことを考えいるようです)

など、母が一人になったことで、
私の心の中にも不安がちょこちょこ顔を出すようになっています。



税理士だからできることがある

私の困りごとのほかに

賃貸不動産を持っている方だったら「大規模修繕が負担だなあ。。」「この物件を○○に継いでもらいたい!」

中小企業の株主経営者の方だと「後継者が決まっていないことが不安」「株価が高くて承継できないがどうしよう」

精神障がいや引きこもりの子をもつ方「自分がなくなった後の子の生活」「きょうだい児への負担をへらしたい」

など人それぞれ、不安や悩みがあるのではないでしょうか。


家族信託では委託をする方の財産を

というふうに、財産の権利を二つに分けて考えることで
いろんな場面でその方のご希望に応じた信託の設計ができます。

(信託のスキームはたくさんのサイトで紹介されているので割愛させていただきますm(__)m)


高齢で判断能力が低いと判断されると、契約ごとなどできないことがでできて、
ご本人の生活に影響が出てきます。


その部分を善意の受託者(家族がなることがほとんど)が営利を目的とせず
支援するための契約が家族信託なんですね。

税理士という仕事上
関与させていただく方の個人的な事情をたくさんお聞かせいただきます。


そんな中で、自分の関与先さまお困りごとにたいして、
それぞれに応じたの解決策を一緒に考えるための一つの手段として
家族信託の魅力を感じました☆



家族信託は税理士でないとできない仕事
というわけではないのですが、税理士だからこそ
提案できる家族信託というものがあるのかな。
と感じました。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)/








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